上海ニュルニュル生活
上海駐在のTのユルユルッでニュルニュルッとしたてきと~な日記          
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アリクイのその後
怒涛の最終回です。

前回まで(って前回しかないけど)の話はこちらへ

アリクイ

東京を襲った大雪の日早朝未明に、池に漬けられ、全身落書きまみれた聖人みないクン(仮名;本名ではありません)は、
午前九時過ぎに心不全により帰らぬ人に・・・
なるわけないじゃん! そんなことしたら俺上海に駐在なんかしてないよ。




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荒れ狂うレイプ犯のような絵描きたちに、全身落書きを施された彼は、一方で心優しきレイプ犯にて集会室のカーテンにてグルグル巻きにされビリヤード台の上に寝かされました。

まるで、
聖布を纏ったイエス
のように見えました。

一仕事終わった心優しき我々絵描きは、心底疲れ、ひと時の仮眠をとりました。
八時半に出社の準備をし、集会室にいって見ると中からパシッパシッと小気味良い音が聞こえます。

熊が丸太とじゃれています。

酔いどれ眼をしっかりと開け、よ~くみて見ると熊に見えたのは元体育会野球部の男(一時間前までは絵描きの一人)で、丸太に見えたのは、みないクン(仮名;本名ではありません)でした。
聞こえていた音は、元野球部員が彼の目を覚まそうと顔をビンタしている音でした。

心優しい元野球部員は、昨晩の反省の為か我々よりも少々早めに起き、みないクン(仮名;本名ではありません)を起そうとしているようです。野球部式にビンタで起していたのです。

ええ話やな~~

と僕も自分の悪行を反省しようと思っていたところ、パシッパシッと小気味良い音が、ドスッドスッと重い音に代わりました。

元野球部員は、一向に起きない彼に苛立ちを感じ「俺の愛情が分からんのか!」バリに広げた手のひらをグーに変え、こちらも野球部式の部内暴力に切り替えていました。

慌てた我々は
「もういいよ。起きないのはしょうがない。会社には風邪を引いたってことにして、このまま寝かせておこう」
と会社に出勤しました。

こうしてみないクン(仮名;本名ではありません)我が社創立以来脈々と続く座禅研修で、初の不参加者となりました。

会社に着いた我々は、研修前の挨拶にきた人事部長に、彼が本日出社しないこと、理由は風邪であることを二日酔いの酒臭い息で報告しました。
疑われることを予想していましたが、何故か人事部長から特段不信がる言葉も聞かれず、我々は研修へ出発しました。

寺に着き研修が始まりました。
しばらくすると、坊主が「会社から電話」と、みないクン(仮名;本名ではありません)と同室の同期へ伝えに来ます。
電話が終わるり帰ってきた同期の顔は真っ青です。

聞けば人事部長より電話があり、

「風邪というから、みないクン(仮名;本名ではありません)の部屋を訪ねたところ、彼が居ない。入院したのか、仮病なのか?」

と尋問を受けたとのこと。
そうです、我々は恐れ多くも聖布を纏ったキリストを移すことが出来ず、ビリヤード台にそのまま寝かしてきたのです。
部屋に居ないはずです。

尋問を受けた同期は、あっさりと「集会室にいる」とゲロりました。

人事部長に発見され、強制起床させられた彼が、始めて目にしたのは人事部長でした。
一度は死に復活した本物のキリストとは大違いです。
しかも、
カーテンに包まれ、それを外し立ち上がると全裸+落書きです。

我が社で人事部長に全裸で「可愛いお目目のアリクイ」やお「尻貸します」の看板を見せたのは後にも先にも みないクン(仮名;本名ではありません)だけです。

彼は落書きのまま説教を受け、その後悔し涙を流しシャワーを浴び、全身の落書きを洗い落とし出社したようです。

当然、会社初の座禅研修をサボった新人ですから、直属の上司にも報告は入っています。


午後に同期の居なくなった(他は全員研修ですから)会社に出社した彼は、衆人環視の元再度のお説教です。

彼は大勢の前で、その日二回目の悔し涙を流したそうです。

しかし、彼は男気のある男です。英雄です。
どんなに衆人環視の元で説教を受けても、我々のことは一切話しません。「自分ひとりで飲んでいた」と言い張りました。(その上司もよくよく考えれば、そんな言い訳を云われたたところで落書きの説明が付かないことをその場で発見すればいいんだけどね。)

この みないクン(仮名;本名ではありません)の男気溢れる公道は、後々仇となって彼に帰ってきます。

衆人環視の元、説教をくらったかれは黙々と仕事を始めました。
しかし、衆人環視ですから周りの人も聞きたくなくても説教の内容は聞こえてきます、「自分ひとりで飲んでいた」と。

噂は怖いものです。あっというまに みないクン(仮名;本名ではありません)のアル中説が会社中に広まります。
噂が一回りしたところで、本人に戻ってきました。
衆人環視の元で説教までされた上に、アル中呼ばわりされるのには、男気ある彼も我慢ならなかったようです。

午後一番で説教を食らった上司に彼は歩み寄り、
 
「先ほどは嘘をついておりました。自分ひとりで飲んでいたというのは嘘で、同期皆と飲んでいました。」

と告げたそうです。
すると上司は、

「お前は上司にまで嘘をつくのか!」

と罵倒され、その日3回目の悔し涙を流したそうです。

というのが、アリクイその後です。




なんてね。このあとにもオチがあるのが、我らのアイドルみないクン(仮名;本名ではありません)です。

彼の悔し涙も枯れた翌日に我々は研修を終え帰ってきました。
事の顛末を先輩社員から聞き、我々心優しき絵描きメンバーはひどく心を痛めました。
お詫びを兼ね、彼を焼肉に誘おう!ということで纏まりました。
(本当は、厳格な禅寺で一切肉や魚が出ないんで、殺生したかっただけなんですけどね)

私が絵描きを代表し、彼にお詫び焼肉の件を伝えましたが、

「二度とお前らとは飲まなねぇ~!」

とあっさりと断られました。
「焼肉の後ピンサロもつけるからさ~」と粘ってみると、


「今回はやっぱり行かない」

少々トーンダウンです。多少我々の誠意を感じてくれたものと僕は理解し、退散しました。
このことが彼の次なる悲劇を生むのです。

彼は、我々殺生組みとは別の同期と居酒屋に出かけたようです。

そこで彼は生牡蠣を食べ、まんまと食中毒になったのです。

翌日、居酒屋組みはあっさりと病欠。前日のこともあり みないクン(仮名;本名ではありません)は休めません。

そんな情報をすばやく仕入れた我々心優しき絵描きは、仕事中の彼の様子を覗きにいってみました。

そこにはポツンと、青白い顔で視線を宙に漂よわせ身体を震わせる、みないクン(仮名;本名ではありません)の姿がありました。


終わり。長文でスミマセン。。

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コメント
この記事へのコメント
みないくんに幸あれ
自分一人で飲んでいたと言い張ったみないくんに侍の姿を感じ、感動すら覚えたのに。
アル中の噂に負けましたか。残念;

人事部長にもナイス全裸を見られた上に牡蠣にあたる。
こんな不幸な男を笑わずして読んでいられましょうか。
今日も脇腹痛いです^^ガンバレみないくん。
2005/06/13 (月) 13:53:13 | URL | ari #CfpSSrsQ[ 編集]
ご報告
自席にて。
「フフフッ」と笑いをこらえた時にしか発することの無い微妙な笑い声を上海人に発見された挙句、笑顔+日本語で
「きゅうりょうどろぼー」
と言われました。

ヌスンデマセンカラ。

犯罪者扱いはやめてください。

みないさんへ:
殺生組にはハメられましたが、背中の矢印を見た人事ブジョーハメられなくて良かったですね。
2005/06/13 (月) 16:09:28 | URL | サッチモ #-[ 編集]
ariさま
お間違えなきよう。
みないクンは侍です。

我々の代で終了し、翌年から中止になった自衛隊研修での愚行
にも一枚絡んでおり、果敢にも自衛隊員と一戦交え負傷した経歴
の持ち主です。 笑
2005/06/14 (火) 00:04:10 | URL | T #-[ 編集]
サッチモさん
いいセンスしてますね、ローカル社員。
なかなか出るセリフではないですよ。

僕も、今のマンションで不具合が多く出たとき
耐え切れなくなり管理会社の女性社員を呼びつけ
怒りを英語でぶつけたことがあります。
こちらの怒りを向こうも理解したのか、神妙な顔つき
で直ぐに対処すると約束してくれました。

しかし、最後に私の部屋を出て行く際に彼女の発した
最後の言葉は、

「じゃ~ね」(日本語)

でした。
犯してやろうかと思いました。


2005/06/14 (火) 00:14:11 | URL | T #-[ 編集]
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